【CJC=東京】教皇フランシスコは7月5日、福者ヨハネ・パウロ2世教皇(本名=カロル・ヴォイティワ、在位1978~2005年)と福者ヨハネ23世教皇(本名=アンジェロ・ロンカリ、在位1958~63年)を列聖(聖人に列する)する教令発布を承認した。元教皇2人が聖人の列に加わることが決定した。
ヨハネ・パウロ2世は、1981年2月、歴代教皇として初めて日本を訪問している。2011年5月に「福者」に列副された。死後8年で列聖が決まったのは初めて。
ヨハネ23世は、1962年に『第2バチカン公会議』を招集、カトリック教会の革新に貢献した。2009年9月に列福された。
列聖式の日程は発表されていないが、教皇庁広報事務所長のフェデリコ・ロンバルディ神父は記者会見で、今年中に行われるだろうと語った。