【CJC=東京】バチカン(ローマ教皇庁)は7月1日、カトリック教会への寄付金を管理する宗教事業協会(バチカン銀行)の幹部2人が辞任したと発表した。スイスからの現金不正持ち込み疑惑で6月28日に高位聖職者が逮捕されており、幹部2人の辞任はこれに絡んだ事実上の更迭とみられる。
辞任したのは、パオロ・チプリアーニ事務局長と、マッシモ・トゥリ副局長。2人は多額の銀行資金の移動について、逮捕された高位聖職者と定期的に連絡をとっていたことが通信傍受で判明したという。
2013年7月9日18時53分
【CJC=東京】バチカン(ローマ教皇庁)は7月1日、カトリック教会への寄付金を管理する宗教事業協会(バチカン銀行)の幹部2人が辞任したと発表した。スイスからの現金不正持ち込み疑惑で6月28日に高位聖職者が逮捕されており、幹部2人の辞任はこれに絡んだ事実上の更迭とみられる。
辞任したのは、パオロ・チプリアーニ事務局長と、マッシモ・トゥリ副局長。2人は多額の銀行資金の移動について、逮捕された高位聖職者と定期的に連絡をとっていたことが通信傍受で判明したという。