【CJC=東京】教皇フランシスコは6月23日、バチカン市国の鉄道駅で、世界の子どもたちと交流した。
駅はバチカン市国内にあり、イタリアの鉄道との合流地点まで長さ1・27キロの世界一短い「バチカン鉄道」、最近では特別行事の際にだけ使われている。
バチカン(ローマ教皇庁)文化評議会(議長ジャンフランコ・ラヴァージ枢機卿)が主催した行事「子どもたちの列車、美を巡る旅」には、世界各国の少年少女約300人、保護者たちを含めると450人が参加した。
ミラノを同日朝に出発した「子ども列車」は、ボローニャ、フィレンツェに停車、正午前にバチカン駅に到着した。
バチカン放送(日本語電子版)によると、教皇は正午の祈りの集いの後、バチカン駅で、列車から降りた子どもたちをホームで歓迎した。子どもたちは、数時間バチカンに留まり、その後、ミラノに向け出発した。