【CJC=東京】「2012年中国人権事業の進展」白書は、「中国公民の宗教・信仰の自由は確実に保証されている」と強調した。中国国務院新聞弁公室が5月14日発表した。
現在、中国で宗教の教員は約36万人に達している。また法に基づいて登録された宗教活動の場所は14万カ所に上るという。
宗教団体は5500、各種の宗教学校は97カ所で、「基本的な宗教教育システムが形成されている」と白書は記している。
2012年までの『聖書』印刷は1億冊を超えており、世界で『聖書』の印刷数が最も多い国となったとしたほか、「中国は宗教界の交流活動を支持し、2011年10月には湖南省で国際道教フォーラム、12年4月には香港で第3回世界仏教フォーラムを行った」と言う。
白書全文は約2万1000字で、経済建設における人権保障、政治建設における人権保障、文化建設における人権保障、社会建設における人権保障、生態文明建設における人権保障、人権領域における対外交流と協力を含めた6方面から、中国人権事業の新しい進展を紹介している。