【CJC=東京】サッカー・スペイン1部リーグのFCバルセロナに所属するリオネル・メッシ選手が、フランシスコ教皇に自身のサイン入りユニフォームを献上したことを、バチカン(ローマ教皇庁)が4月17日、明らかにした。信徒評議会のミゲル・デルガド・ガリンド次官補が教皇に手渡した。
アルゼンチン出身のメッシは、同じくアルゼンチン出身の教皇に宛てて、「親愛の情をこめて」というメッセージとサインを手書きしたユニフォームを贈ったという。
AFP通信によると、サッカー好きとして知られる教皇がサイン入りユニフォームを贈られるのはこれで3度目。15日にはスペインのマリアノ・ラホイ首相が、選手全員のサインが書かれたスペイン代表のユニフォームを教皇に献上した。
また3月に行われた教皇着座式典の直後には、アルゼンチン1部リーグのサン・ロレンソが「フランシスコ教皇に祈りを。そしてチームにも祈りを」というメッセージが書かれたユニフォームを、南米出身として初めて選出された教皇に贈っている。
教皇は長年に渡りアルゼンチンの強豪チーム、ブエノスアイレスのサン・ロレンソを応援している。