【CJC=東京】バチカン図書館が1475年創設以来、初めて古文書256点をデジタル化し、学者、学生、教師などがオンラインで検討できるようにした。
経費約200万ユーロ(約2億5000万円)は『ポロンスキー財団』などが拠出した。
ツェザーレ・パシニ図書館長は、今回選定した古文書をデジタル化するのに2年かかった、と言う。大部分は独ハイデルベルク大学との協働でデジタル化した。
同様の計画が英オックスフォードのボドライアン図書館とも進められており、さらに多くの古文書が提供できるようになる。
利用方法などは同図書館のサイトwww.vaticanlibrary.va に掲出している。