事故は、サンパウロのコンゴニャス国際空港で17日午後6時50分(日本時間18日午前6時50分)ごろ発生。乗客乗員176名を乗せたTAM航空国内船の旅客機エアバスA320が着陸に失敗し、空港敷地外の建物に衝突し炎上した。共同通信によれば、サンパウロの消防当局者は事故の現場で地元新聞に、地上での巻き添えも含めて「死者は200人以上に上るだろう」と語っている。サンパウロ州知事も乗客乗員に生存者はいない模様だと述べている。
今回の事故はブラジル史上最悪の航空機事故になると見られており、現在14人の死亡が確認され、30人の遺体が発見されたとの情報がある。
TAM航空はブラジルの国内旅客シェア半数を占る同国最大の航空会社。AFP通信によれば、TAM航空は、乗員、乗客の被害状況の詳細はまだわからないとし、消防車31台が消火に当たっていることを伝えてる。