【CJC=東京】米首都ワシントンにあるナショナル大聖堂が、同性婚を司式することを発表した。同大聖堂のディーン・ゲイリー・ホールは、結婚は信仰生活を生きる道具だ、と語っている。
同大聖堂は、聖公会首座主教とワシントン教区の主教座聖堂とされている。聖公会は2012年の大会で、同性間の結合祝福のための典礼を認めており、同大聖堂の決定は当然の成り行きと受け取られている。
しかし今回の決定は、同大聖堂が非公式ではあるが、国家の礼拝堂と見なされており、バラク・オバマ大統領の2期目の就任式も行われる場所だけに米国社会に与える影響は小さくない。