【CJC=東京】教皇べネディクト16世がツイッターを始めて1カ月、8言語全体でフォロワーは250万人に達した。教皇庁広報評議会顧問のパオロ・パドリニ神父は、教皇にこれほど多くのフォロワーを集められて良かったが、大事なのは教皇が「ツイッターと共生し、参画しよう」としていること、と言う。
「教皇が自分の言葉で登場するという事だけを見ても、ソーシャルメディアに参加することは福音伝道だ」と同神父が1月11日、CNA通信に語っている。
教皇の最初のツイートは、2012年12月12日。自己紹介メッセージを掲出した英語のアカウンドへの応答(リツイート)は6万4000人を超えた。スペイン語では3万3000人だった。
1月11日までに教皇が発信したツイートは僅か21回、クリスマスには思い出を語り、シリア紛争終結への祈りを求めもした。
現在、フォロワーは英語で140万人を超え、スペイン語で57万5000人、イタリア語で26万5000人を数えている。フランス語、ドイツ語、ポーランド語、ポルトガル語、アラビア語でも発信している。最も少ないアラビア語でもフォロワーが1万8000人いる。
米国のバラク・オバマ大統領のフォロワーはほぼ5年で2500万人に達した。ダライラマは600万人という。