2012年12月13日16時27分
震災から1年9カ月、キリスト者の祈り続く
東日本大震災から1年9カ月となった11日、関東近郊のキリスト者が教派を超えて東日本大震災の被災地復興を祈る「東日本大震災3・11復興支援超教派一致祈祷会」が東京都新宿区の淀橋教会で開かれた。日本チャーチオブゴッド教団監督の八束選也氏が講演し、岩手県大槌町を中心に展開する同教団の支援活動を報告した。
震災で大きな被害を受けた岩手県大槌町では、現在も多くのキリスト教会が長期にわたる支援活動を続けている。その中で、キリスト教会が教派を超えて協力する素地もできつつある。
警視庁によると、12日現在、岩手県内の死者は4672人、行方不明者は1174人となっている。
東日本大震災による死者と行方不明者は、合わせて1万8591人に上る。また、避難生活による体調悪化や自殺などで亡くなった「震災関連死」は、9月末の時点で少なくとも2303人に上っている。