3.祖先祭祀の本当の心とは?
命を始めた方への感謝!そのお方は・・・親に子を産む能力を与えられた天地万物の創造主、全知全能のお方です。最初の人はアダムとエバ。それから全ての人が生まれてきました。
祖先祭祀の本当の心は、歓迎されるべきであり、否定されるべきではありません。本当に命を始めたお方に感謝すべきです。
私たちが行っている創造主礼拝こそが、真の祖先祭祀の心です。キリスト信者こそ、確信をもって、創造主礼拝をささげるべきです。
命の創造を明確にし、愛する同胞に知らせたいと思う!信じない者への裁きは、同族からの裁きでなく、生命の造り主からの裁きであることを忘れないように。
教会が行っている創造主礼拝が、祖先祭祀の本当の心であると確信し、一般の人々の礼拝の対象を格上げして、創造主にするようにお勧めしましょう。
○異邦人伝道者パウロの言葉
パウロは、異邦人伝道に召されましたが、それぞれの民族の心を無視した伝道ではなくて、その民族の心を心として伝道していると述べています。パウロは、ヨーロッパに大改革をもたらした人物ですが、自分は民族の心を心としていると言っています。
「そして今、創造主が私たちの先祖に、約束されたものを待ち望んでいることで、私は裁判を受けているのです。私たちの十二部族は、夜も昼も熱心に創造主に仕えながら、その約束のものを得たいと望んでおります。王よ。私は、この希望のためにユダヤ人から訴えられているのです」(使徒26・6~7)
先祖が待ち望んできた望み・・・救い主の出現・・・それがイエスだと私は言っているのです・・・と。何もおかしいことはありません。私は何も破壊していません。むしろ先祖の言い伝えに熱心なんです・・・と。
私たちも、命を始めたお方を拝むという先祖からの言い伝えをまさに実行しているのです。
破壊ではなく、成就なのです!私たちは、私たちの生命を始めた方、創造主に感謝をささげています。先祖の心を破壊しているのではなく、成就しているのです(続きは次週掲載予定)。
(本文は堀越暢治牧師の許可を得、「四輪駆動車で走りたい!(いのちありがとうの会)」から転載しています)
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堀越暢治(ほりこし・のぶじ)
宇都宮大学農業土木科卒業。日本基督神学校卒業。学校法人東京キリスト教学園名誉理事。学校法人グレイス学園めぐみの園理事長。単立・創愛キリスト教会主任牧師。いのちありがとうの会理事長。著書に「人体の不思議発見」「大自然の不思議発見」(いのちありがとうの会)など多数。
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