【CJC=東京】中国キリスト教界の指導者、丁光訓氏(丁主教)が11月22日、97歳で死去した。
世界教会協議会(WCC)のオラフ・フィクセ=トゥベイト総幹事は、丁主教が中国の教会と社会、キリスト者と非キリスト者との間の和解に努めてきたことを称賛、1980年代、90年代に中国の教会を外側の世界に公開することに貢献した、と指摘した。「丁主教は、中国の教会が、共産主義政権の下で存続、成長し続けるために重要な役割を果たした」と言う。
米福音派系フラー神学校のリチャード・J・マウ学長は、「丁主教の中国教会への貢献は最大級のもので、彼の遺産は著作などの業績によって、今後長く継承されよう」と評価している。