【CJC=東京】新約聖書が映画化された場合、誰にイエス・キリストを演じてほしいと思うか、という調査を米ファッション誌『バニティフェア』が行った。それによると、回答者の21%がイエス役にはデンゼル・ワシントンがふさわしいと思っているようだ。
2位はダニエル・デイ・ルイスで14%、3位以下はアル・パチーノ(13%)、ライアン・ゴズリング(11%)、ウディ・アレン(10%)、フィリップ・シーモア・ホフマン(3%)という結果。ただ選択肢がこの6人だけだったためか、その中にイエス・キリストを演じるべき人はいないという回答も15%あった。
デンゼルは1989年、「グローリー」でアカデミー助演男優賞を受賞、2002年には、シドニー・ポワチエに続いて「トレーニングデイ」でアフリカ系アメリカ人では2人目のアカデミー主演男優賞受賞となった。
新作映画「フライト」でもアカデミー賞主演男優賞候補に挙げられるほどだが、同誌読者の大半が白人であることからすれば、興味ある結果になっている。