【CJC=東京】インドネシア・ジャワ島西部バンドン当局が10月23日、キリスト教会(HKI、フリア・クリステン・インドネシア)の礼拝場所を閉鎖した。
宣教専門ASSIST通信が報じた。現地で有力なイスラム教徒が近隣の住民に、使用同意書への署名を止めるよう説得したと言う。
現地紙『モーニング・スター・ニュース』によると、ハリ・フタグルン牧師は、20年の歴史を持つ教会が建物使用許可を得るため、地域のイスラム教徒77人の署名を集めた。
インドネシアの法律では、今回のような事例ではキリスト者以外の60人の署名が必要。そこでイスラム教徒の有力者が署名撤回を説得し、警察が建物に封印した、と牧師は指摘する。