【CJC=東京】レバノンの首都ベイルート中心部で10月19日、自動車爆弾を使った大規模テロが起きた。治安警察情報部門統括のウィサム・ハッサン氏を含む8人が死亡し、70人以上が負傷した。隣国シリアの長期内戦がレバノン国内での激しい宗派対立を呼び大規模テロにつながったとみられる。
ハッサン氏は、シリアのアサド政権や同政権と関係が深いレバノンの民兵組織「ヒズボラ」と抗争しており、爆弾テロは同氏の暗殺を狙った可能性がある。
2012年10月23日11時14分