万代栄嗣師(松山福音センター主任牧師)は5日、東京・銀座で開かれた東京福音センターの集会で説教し、ヨハネ14:6−12、マタイ11:2−6を引用して、神の御言葉が語られるところに神の御わざが伴うこと、神の御わざが現れることを信じ、信じた通りに祈り、実行する勇気を持つ人がいれば、神の御わざはその人を通してこの現代に現れることを説いた。
引用箇所で、主イエスは、その教えを一番近くで聴いていたにもかかわらずイエスの言葉を軽んじたピリポを叱り、「わたしが言うのを信じなさい。さもなければ、わざによって信じなさい」(ヨハネ14:11)と教えた。また、洗礼者ヨハネに対してはその弟子を通して、「あなたがたは行って、自分たちの聞いたり見たりしていることをヨハネに報告しなさい」と伝え、自身を通して神のわざが現されたことを語った。
万代師は、「(主は)御言葉に伴うわざをいつも行ってくださる」「神の言葉が語られるとき、神の御わざがそこにある」と強調し、クリスチャンは生活の中で神の御わざを体験する必要があると語った。
万代師は、「信じた通りに行動しないから(神の御わざが)あらわされない」と祈る前から逃げ腰でいるクリスチャンの問題を指摘し、「主は敗北ではなく、勝利者の信仰を与える」と、神の御わざを信じて祈る勇気、霊的な戦いの現場に立つ勇気が必要だと訴えた。
会場いっぱいに集まった30人以上の信徒らは、終始真剣な面持ちで聞き入っていた。