【CJC=東京】米国の調査機関「ピュー・フォーラム・オン・レリジョン・アンド・パブリック・ライフ」によると、米国の成人の間で「無所属」を主張する人が増加、5年前の15%から20%になった。世代交代による影響と同機関は見ている。65歳以上では9%に留まっているのに、30歳未満では32%に達している。
さらにプロテスタントと自認する人が減少を続け、ついに48%と過半数を割ったことも分かった。カトリックは22%を維持している。
40年前の1972年には、プロテスタント62%、カトリック26%、「無所属」7%だった。
プロテスタントの減少も白人に見られる現象。白人でもボーンアゲインや福音派に属する人は2007年の21%から19%に、一方、白人でもボーンアゲインや福音派ではないとした人は18%から15%に減少している。
調査機関は、カトリックが微減に留まっているのは、ラテンアメリカ(中南米)各国からの移民が寄与した、と見ている。