【CJC=東京】エルサレム旧市街にある「神殿の丘」近くで大規模な貯水池跡が発見された。イスラエル考古局のエリ・シュクロン氏が「岩盤の割れ目に手を差し込んだところ、大きな貯水槽を発見した」と言う。
この貯水池はソロモン王が建造した第一神殿の時代のものと見られ、エルサレムでこれまで発見されたものの中でも容量250立方メートルと最大規模。
神殿の丘に隣接していることから、巡礼が沐浴するため、また飲用に用いられたと見られる。また神殿自体の日常用水として利用された可能性もある。
2012年10月9日10時44分