【CJC=東京】韓国プロテスタント教団「大韓イエス教長老会イェジャン合同総会」の定期総会に9月17日、空気銃が持ち込まれ、ボディーガードが大量に動員されて、取材を阻止するという事態が繰り広げられた。朝鮮日報(日本語電子版)が報じた。
総会は大邱市達西区竜山洞のソンミョン教会で行われた。役員選挙の際、総務担当の牧師が「身辺保護のため空気銃を携行し、ボディーガードを配置した」と語った。
当日、総会会場には、ボディーガード約150人が配置され、出入り口には「記者の立ち入り禁止」という立て看板が置かれた。
同派は韓国国内に1万1000教会があり、信徒300万人の韓国プロテスタント教会では最大とされている。
数年前から教団内部の地位をめぐる争いがあり、不透明な財務運営をめぐる疑惑などが、キリスト教メディアで報じられていた。