2012年9月25日14時01分
「奴隷制度の歴史直視を」とオランダ教会協議会総幹事
【CJC=東京】オランダの教会は、奴隷制度の歴史を直視、検証すべきだ、と同国教会協議会のクラアス・ファン・デル・カンプ総幹事が、奴隷制度廃止150周年を来年に控え、呼び掛けた。
同国のキリスト教各派の連携組織がロッテルダムで開催した会合で9月17日述べたもの。教会は「自らの過去に対して誠実であるべき」として、今日もなおオランダ社会には偏見が残っている、と指摘した。