【CJC=東京】レバノンを訪れていた教皇ベネディクト16世は、9月16日夜、3日間の訪問を終え、ローマ郊外カステルガンドルフォの離宮に戻った。
ベイルート空港で行われた送別式で、教皇は、政府当局始め他のキリスト教教会、イスラム教関係者にも滞在中の歓迎に感謝を述べた。
今回の訪問で教皇は、2010年に開かれた「中東のためのシノドス」(代表司教会議)後の指針として自ら記した使徒的勧告「エクレジア・イン・メディオ・オリエンテ」の署名と公布を行うと共に、レバノンと中東の教会を励ますことを目的としていた。