世界中の月の観測者たちは先月31日、「ブルームーン」と呼ばれる珍しい月を見ることができた。
「ブルームーン」とは同じ月に2度満月が訪れる際、その2度目の満月を指して呼ぶ名称で、平均して2・7年に1度見られる。次回は2015年7月となる。
ウェブをベースにした天体観測を提供しているスルー・スペース・カメラは観測者たちのために特別番組を放送し、世界中の多数の望遠鏡で映し出した月の状況を流した。スルーは目を見張る眺めとともに、歴史的人物ニール・アームストロングを称えた。
アームストロングは月を初めて歩いた人間だ。その偉大な先駆者は先月25日、心臓手術による合併症のため82歳でこの世を去った。スルーは放送の一部で彼の残した遺産に敬意を払った。