【CJC=東京】教皇べネディクト16世の9月レバノン訪問計画に変更はない、とバチカン(ローマ教皇庁)報道事務所長のフェデリコ・ロンバルディ神父が8月20日の記者会見で明らかにした。予定通りに実施する方向で準備を進めている、という。
予定では、教皇は9月14日にベイルートに到着、16日まで滞在する。
レバノンからの報告で、隣国シリアの内戦が国境を越えてレバノンに波及し教皇の訪問を妨害するのでは、との懸念が示されたことへの対応として、ロンバルディ神父は、教皇専用車がすでにベイルートに向けて輸送中であることを明らかにした。