日本聖書協会(東京・銀座)が27日、東京都千代田区の東京国際フォーラムで国際聖書フォーラム2007「聖書は語る」を開催した。大宮溥・同協会理事長は、今回の焦点となる聖書の外典、偽典を知ることにより、正典としての聖書に対するより深い理解が得られればと挨拶。ヨハネ文書研究の専門家として知られるリチャード・ボーカム氏(セント・アンドリューズ大学教授)、フィリポ行伝、ステファノ伝説など使徒に関する新約外典研究に携わるフランソワ・ボヴァン氏(ハーバード大学教授)の2人が講演した。400人収容のホールはほぼ満席となった。フォーラムは28日まで。