3. 進化論のブレーキによって現場で起きていること
学校で-(1)
「生命の起源について」進化を唯一の事実として教えている。(生命の尊さが子供には伝わりません。「人間も、ゴキブリも同じだ。」と平気で人を殺す子供が育った。)
学校で-(2)
学校で、長い時間をかけて、サルが進化したと教えます。すると、キリスト信者が人間は神様が造ったと言う。友人がドッと笑って、ハハハ、神様が造った?!とバカにする。バカにされた信者は信仰を失っていく。
NHKが
「生命の起源について」進化論を事実として、放送していて、創造論にふれようとしない。日本人は皆進化論が真実だと教え込まれています。
諸外国では・・・
多くの外国では、生命の起源について、進化論と創造論と両方を教えています。創造論が復興して論争が起こっています。進化論の自然法則により長時間かかって進化したというのに対して創造論は知的デザイナーの存在を前提として争っています。
教会では
①前記経験をした者は、信仰を失って教会を去って行き、教会から若者がいなくなったところが多いと聞いています。
②進化論と妥協するために、“有神論的進化論”を採用している教会が多くあります。
③進化論が正しいとする者もいます。
④6日の創造を信じている教会もあります。またその為に、創造を示す証拠を多く集めている伝道団体もあります。
★創造は聖書信仰の土台なのに日本の教会では、あまり研究もされず、残念ながら軽視され足並みは揃いません。
進化論内部で起こっていること(知っておくこと)
→進化論内部に進化論に疑問を持つ者が増加してきています。
①1993年、アメリカ カリフォルニア州パロロ海岸で、会議が持たれました。(フィリップ・ジョンソン博士の提唱に応え、進化論に疑問や不満を持った多くの進化論科学者・哲学者によって)
②論点…いのちのような複雑なものが、自然法則だけでできるのだろうか?この点はダーウィンの「種の起源」出版以来150年近くにわたる進化論の大前提(絶対崩してはいけない土台の考え方)でした。
③結論…多くの科学者がDNAはDNAからしか作れない。そうだとしたら、初めのDNAは一体どうしたのか…これは自然法則だけでは不可能である。DNAを形づくるためには、「知的デザイナー」が必要である…という結論に達し、多くの科学者によって「知的デザイン説」が唱えられてこれが新しい流れとなった…と報道されました。
その学者の中には、「化学進化論」の教科書を書いたディーン・ケニオン博士もいて自説を公に訂正しています。
創造論の内部で起こっていること
①アメリカのA.I.G.とI.C.R.とが協力関係を築いた。
I.C.R.(Institute For Creation Research)
…サンディエゴにある創造に関する研究会
A.I.G.(Answers In Genesis)…「創世記に答えあり」という名の団体。シンシナティに大博物館を建築。
②アメリカやオーストラリアでは、創造が真実であることを伝える団体が活発に活動をしています。
③韓国の創造科学研究会は教会形成に大きな力となって来ました。
④A.I.G.は創造の証拠を多く集めて、資料として使えるようにしています。
⑤日本でも創造を積極的に伝える団体として「いのちありがとうの会」が設立されました。
*世界を見渡すと、進化論が混乱し、創造論が復興しています。
2001年にI.C.R.を尋ねたときDr.John Morrisに、「最近どうですか?」と私が聞くと、博士は「データで勝ち過ぎて宣伝でまけています。」 といいました。これが、事実です。
日本でも宣伝で進化論が勝っています。しかし、事実は創造の方がよく説明できるのです。これを教える努力が必要です。
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(続きは次週掲載予定)。
(本文は堀越暢治牧師の許可を得、「四輪駆動車で走りたい!(いのちありがとうの会)」から転載しています)
堀越暢治(ほりこし・のぶじ)
宇都宮大学農業土木科卒業。日本基督神学校卒業。学校法人東京キリスト教学園名誉理事。学校法人グレイス学園めぐみの園理事長。単立・創愛キリスト教会主任牧師。いのちありがとうの会理事長。著書に「人体の不思議発見」「大自然の不思議発見」(いのちありがとうの会)など多数。
■外部リンク
いのちありがとうの会ホームページ