東日本大震災の復興支援を行う日本アッセンブリーズ・オブ・ゴッド教団の東松島アメイジング・グレイス支援センターが7月1日、先月28日に被災者のために開催し、40名が参加した「第4回聖書とお茶の集い」の報告を伝えた。
同センターは、「神様の恵みによって連日支援活動が行われています」としながら、集いの報告を行った。地元の柳西区の人々、大曲浜の人々、仮設住宅で独り暮らしの94歳の人や目の不自由な高齢者の人などが参加したという。同センターは「今回もおいでになられた多くの方に主の慰めと励ましとイエス様の癒しと救いの業があったことを信じます。」と伝えた。
今回はこれまでで最小人数のスタッフと泉福音チャペルのメンバー計7名による奉仕だったが、同センターは「神様はサマリタンパースから3名の兄弟姉妹をお送りくださり、共に奉仕をする恵みに与りました。」としている。
挨拶と祈りと賛美に続き、カナダの寿司店の経営者で、震災後、昨年夏ごろに来日し、その後ずっとサマリタンパースで奉仕している栗山氏の挨拶と証があった。同センターは「その愛と献身に皆様大変感動していました。」と伝えた。また、賛美のDVDを観た後、参加者らは「まことの救い」の「第3課 人間の罪」について学んだ。高齢者の方々の多い集いであったが、同センターは皆が大変熱心に学んでいたと伝えた。
集いでは、聖書の学びの後お茶飲みの時が持たれた。今回も多くの参加者が残りってお茶を飲み、お茶菓子を食べながらテーブル毎に様々な会話を楽しんだ。その中に出来るだけのスタッフが入り、話を聴き、証をし祈る奉仕をした。
同センターによるとこの時が「聖日礼拝会」や「聖書の集い」、「お茶飲み会」などの集いで最も大切な時だという。同センターのスタッフと奉仕者は、出来るだけ参加した被災者の皆に寄り添い、傾聴と祈りをするように訓練しているという。
同センターは、英会話クラス、炊き出し、賛美集会なども行なっている。メインの支援活動では多くの被災者が支援を求めてきており、現在夏物衣料、肌着、タオルケット、バスタオル、毛布、また靴やサンダル、食器類等不足しているという。同センターは祈りと協力、支援を呼びかけている。