東京神学大学が7月5日、同大学学部4年生、大学院博士課程前期課程1年生を対象に夏季伝道実習のオリエンテーションを開催した。対象者の学生らは日本全国の教会に派遣され、7月22日から8月19日まで夏期伝道実習に参加する。
同大学によると夏季伝道実習の参加者は伝道者となるために、説教や聖書研究、祈祷会の奨励等の奉仕を行って、教会の形成と伝道の歩みに参与するという。同大学では、夏期伝道実習について「いよいよ伝道者として立つ日を心に覚えながら、身がひきしまる瞬間でもあります。多くの学生にとって、夏休み中の夏期伝道実習は、生涯忘れえぬ貴重なひとときとなります。」と述べている。
昨年の夏季伝道で、同大学のある神学生は夏季伝道について「みことばをとりつぐ責任と喜びを教えられた」「伝道者・説教者として必要な訓練」だったと感想を述べた。