【CJC=東京】アイルランドのダブリンで6月10日から開催されたカトリック教会の第50回「国際聖体大会」(主題=聖体:キリストとの一致、わたしたち同士の一致)が17日閉幕した。
教皇べネディクト16世は参加しなかったが13日、バチカン(ローマ教皇庁)での水曜恒例の一般接見で、大会を「教会生活における聖体の中心性を再確認する機会」として強調した。
バチカン放送(日本語電子版)によると、イエスは十字架上でわたしたちのために自らを捧げたその最高の愛の犠牲を通して聖体の中に現存され、わたしたちがキリストと似た者となり、彼との一致を得られるようわたしたちの食べ物となられたが、まさにこの一致を通して、わたしたち自身もキリストにおいて一つとなることができると、教皇は語った。
ダブリンのクローク・パーク・スタジアムで行われた閉会ミサでは、教皇がバチカンからビデオでメッセージを送り、参加者は歓声で答えた。
教皇は、最後に次回第51回大会は2016年、フィリピンのセブで開催する、と発表した。