米国の人気オーディション番組「アメリカン・アイドル・シーズン11」で惜しくも敗退したコルトン・ディクソンは先月末、毎年恒例のホワイトハウス記者クラブ晩餐会に招かれた。彼はクリスチャン番組の特別ゲストとして出席した。
CBNニュースのディレクターであるロブ・オールマン氏はToday.comに対し、「アメリカン・アイドル」のプロデューサーから番組内で信仰を表現することを控えるよう忠告されていたにもかかわらず、キリスト教のことを分かち合ったディクソンの勇気に感動したと伝えた。
オールマン氏は、「コルトンの心がどこから始まったのかが本当に明らかにされたと思う。彼の心はクリスチャンの精神をもっていて、神への思いに溢れているんだ。『アメリカン・アイドル』で彼が敗退した時、私はすぐに、可能ならばコルトンを我々のゲストとして招待してはどうかというメールを送信したんだ」と明かした。
ホワイトハウス記者クラブ晩餐会は1920年に始まった伝統的なイベントで、今年は大統領と副大統領をはじめ約2700人が出席。ジミー・キンメルが進行役を務め、ジョ―ジ・クルーニーやスティーヴン・スピルバーグ、リンジー・ローハン、キム・カーダシアン、メアリー・J・ブライジ、スティーヴィー・ワンダー、ダイアン・キートンら多数の著名人が顔を見せた。
ディクソンは現在、自身の信仰を共有することを目的として音楽活動を続けているが、ロックバンドのスウィッチフットのようにクリスチャンと非クリスチャン双方から支持されることを望んでいる。
オールマン氏はディクソンが大きな躍進を遂げると信じており、「彼は披露したいくつかのパフォーマンスを土台として確実に前進していくだろう。恐らくクリスチャンシンガーとして『アメリカン・アイドル』に出場したどのアーティストたちよりも」と語った。