レーマ・ソウルは「Break Out」において、本当の自由を得ることについて語っている。メンバーのK-Nuffは「僕たち人間は恐れや不安を抱え過ぎているんだ。僕たちは自分たちの過去の過ちを見て、同じパターンに陥る運命にあるかのようだ。でも真実は、僕たちはもはや何物によっても縛られる必要はないということなんだよ。僕たちは昨日にさようならと言って、信仰を通して勇気や強さを掴むことができるんだ」と説明した。
メンバーのジュアンラブは「僕たちは言葉や感情の中心と背後にあるものを全て脱ぎ捨てたかっただけなんだ。ビデオと一緒にね」と語り、ブッタPが「曲全体がそうなの。私たちにとっていくらか新しい方向を示すものになったけど、そのエネルギーと有機的な感触が好きなのよ」と締めくくった。
アルバム「RED」は、トビーマックやグループ・ワン・クルーを手掛けているアンディー・アンダーソンによってプロデュースされた。最初のラジオシングルとなった「No Walking Away」は3月29日、フォーカス・オン・ザ・ファミリーズ・プラグドル・インのポッドキャストで流された。
結成6年以上になるレーマ・ソウルは米フロリダ州南部郊外を拠点にした男性2人、女性1人のグループで、2007年にファーストアルバム「Worn Soles」をリリース。翌08年には革新的な曲「Steez」を収録したアルバム「Dope Beats, Good News」をリリースし、ゴスペル・ミュージック・チャンネルで人気ビデオにノミネートされた。10年には刺激的な曲「Fly Away」を収録したアルバム「Fingerprints」をリリースした。
グループのメンバーはミュージックビデオに自分たちの人生の中で経験した痛みを前面に出しており、K-Nuffは両親の困難な結婚生活について、ジュアンラブは10代の性行為について、ブッタPは子どもの頃に請けた性的虐待についてそれぞれ明らかにしている。