20歳のシンガーソングライター、コルトン・ディクソンの前には新しい扉が開かれている。米国の人気オーディション番組「アメリカン・アイドル・シーズン11」に出場した彼はクリスチャンであるという信念を曲げなかった。
ディクソンは前回のオーディションで敗退したにもかかわらず、敗退という事実を受け止めながらも前向きな姿勢を見せたことで多くのファンの心に残り続けている。彼は今後、元アメリカン・アイドル決勝進出者のクリス・ドートリーやロックバンド「ライフハウス」のジェイソン・ウェイドとの可能な限りの範囲でのコラボレーションを予定している。
ディクソンはイーオンライン・ニュースに対し、「神は僕にほかの使命をお与えになると信じている。物事は今より良くなるしかないんだ」と語った。さらに彼は今後の計画について、「僕は自分の曲を作ってそれを提供することで米国と繋がることができる。僕はクリスチャンミュージックを作りたい。そこに自分の気持ちを込めて伝えたいんだ。僕はクリスチャンに囲まれて育った。だから神を信じているんだよ。彼らが僕を仲間に入れてくれるならすぐにでも曲を書き始めるよ。僕は神がお与えになった賜物を分かち合うことに興奮しているだけなんだ。全ては神次第なんだよ」と説明した。
さらにディクソンはMTVニュースに対しても、「僕は多数の曲を制作しているんだ。だからCDの収録曲を選ぶのは難しいだろうと思う。僕は指から血が出るまで曲を作り続けるよ」と熱意を示し、「僕はそこに古い曲を融合させたいんだ。僕にとってそれは最高なものとなって、このCDはより意義のあるものになるだろうからね。これらのことは制作者たちと既に話しているんだ。僕はクリス・ドートリーさんと夕食をともにして、彼とともに曲作りができるという素晴らしい選択肢を与えられたんだ。そしてライフハウスのジェイソン・ウェイドも、僕が彼の歌を歌った後、僕の曲に興味をもってくれたんだ」と語った。
ディクソンはクリスチャンミュージック界のアイドルとなる唯一のアメリカン・アイドル出場者ではない。彼はマンディーサやクリス・スライ、フィル・ステーシーら有名アーティストたちに囲まれている。ディクソンの今後の活躍が期待される。