【CJC=東京】ナイジェリア北部カノの「バイエロ大学」で4月29日午前8時半ごろ、講義室の一つで礼拝が行われていた最中に、武装集団が自動車1台とバイク2台で現れ、銃撃を加えたり手製爆弾4~5個をを投げたりした。少なくとも20人が死亡した。負傷者数は明らかになっていない。
大学は休暇中で、礼拝に参加した信者以外、キャンパスに学生はほとんどいなかったという。
犯行声明は出ていないが、イスラム過激派『ボコ・ハラム』による襲撃の可能性がある。
ボコ・ハラムは現地語で「西洋の教育は罪」を意味し、全土にシャリア(イスラム法)の導入を要求。国際テロ組織「アルカイダ」との連携も指摘されている。