同バンドギタリストのニール・エンデュットは、「僕たちがこの世界に提示しなければならないものは神が僕たちに授けてくれた技術や能力なんだ。僕たちは活動しながら、神が僕たちに与えてくれた偉大な目的や夢を果たすことができるように祈っているんだ」と語っている。
先日ミュージックビデオもリリースされた「Mercy Light」は、米国をはじめ世界中で起こっている人身売買という困難で複雑な問題をテーマに、現代の多様な奴隷制度からの犠牲者の救助を描いている。表面的には伝えている物語は一つの救助に過ぎないが、バンドの真意は問題をより深く掘り下げて訴えることにある。言葉では言い表せないほどの多くの困難にぶつかる問題に教会が光を与えることこそ彼らの祈りなのだ。
バンド名のアンエピック・ノーレスは、フロントマンのトッド・ラーソンが受けた神の御声から名付けられた。
ラーソンは、「はっきりと神の御声を聞いたのは何年か前にウガンダの孤児の施設で働いていた時だった。それは僕自身の経験だったんだ。僕たちが神からの語り掛けを予想していなかったある瞬間、僕には神の御声がはっきりと聞こえたんだ」と語っている。
それは彼がウガンダで過ごしていた時、神が彼を賛美のためにキリストの王国の入口に呼んだということをラーソンに気づかせるための御声だった。彼は親友でドラマーのダニエル・チャンセラーとこの情熱を分かち合い、施設で働くことは自分たちに適していないことを理解した。
アンエピック・ノーレスにはラーソン、エンデュット、チャンセラーのほかに、チャンセラーの妻でピアノとボーカル担当のハンナ・チャンセラー、ヴァイオリニストのブリトニー・スタッツが加わり、神を崇拝することから生まれる純粋な音楽を創造するために活動している。