【CJC=東京】バチカン(ローマ教皇庁)機関紙『ロッセルバトレ・ロマノ』によると、バチカン図書館所蔵の写本8万点以上と、古版本8900点が保存のためデジタル化される。
英オックスフォード大学の「ボードリアン図書館」と提携して全体で150万点以上をデジタル化する。レナード・ポロンスキー氏が設立した英ポロンスキー財団が資金を提供、5年がかりの計画。
デジタル化によって、研究用のコピーは敏速に提供出来、現物が劣化してもその影響を受けることはない。バチカン図書館のデジタル化計画の中には、ヘブル語、ギリシャ語の写本や、挿絵入り新約聖書も含まれるという。