同ツアーは今月12日に米国ミネソタ州ミネアポリスで始まり、テキサス州ダラス、ウィスコンシン州ミルウォーキー、ミズーリ州セントルイス、アイオワ州デモイン、ルイジアナ州モンローなどの地域を周る。会場はダラスではザ・ドア、ミネアポリスではファイン・ライン・ミュージック・カフェ、セントルイスではザ・オールド・ロック・ハウスとなる予定。
コンサートの観客は、ジャーズ・オブ・クレイが設立した非営利組織「ブラッド:ウォーターミッション」について学ぶことになる。2005年に設立された同組織は、HIV/エイズ問題やサハラ砂漠以南のアフリカの水不足に対する草の根的な活動を行っている。
ダン・ハセルタイン(ボーカル)、チャーリー・ローウェル(キーボード)、スティーヴ・メイスン(ギター)、マット・オドマーク(ギター)から成るジャーズ・オブ・クレイは1995年の「Flood」をはじめ多くのヒット曲を世に送り出し、これまで3部門のグラミー賞、アメリカン・ミュージック賞、3部門のGMAダヴ・アワードなどを受賞。グラミー賞にノミネートされた10枚目のアルバム「The Long Fall Back To Earth」など社会性の強い作品でも知られている。
ジャーズ・オブ・クレイのツアーにゲスト出演するリーグズは今夏、待望の初フルレングス・アルバムのリリースを予定している。バンドは、「リーグズは『音楽は贈り物である』と信じている3人が集結したバンドなんだ。僕たちは未だにこの人気がどこからやってきたのか分からなくて驚いているよ。バンドを始めたきっかけは『僕達の音楽を披露しよう』という単純な考えからだった。全ての音楽は美しさが原動力だという考えによって制作していて、これらの曲は僕たちだけでなく全ての人に対してのものなんだ」とコメントしている。
絶大な人気を誇るシンガーソングライターのマシュー・ペリマン・ジョーンズは傑出したデビュー曲「Throwing Punches In The Dark」と「Swallow The Sea」、「Save You」を披露し、5月29日にリリースする「Land Of The Living」で最後を飾る。彼の音楽は、「グレイズ・アナトミー」や「BONES」、「プライベート・プラクティス」、「ワン・トゥリー・ヒル」といったドラマに何度も使用されている。