イスラム教国マレーシアで、様々な障害を乗り越えて神学校を設立し、現在毎年500人以上の卒業生を伝道者として世界各国に送り出しているレイモンド・ムーイ師の来日セミナー(佐々木満男実行委員会会長)を前に8日、当日会場となる東京・なかのZERO(東京都中野区)で決起祈祷会が開かれた。万代栄嗣実行委員長ら7人が参加し、同セミナーが日本のリバイバルのきっかけになるようにと、こころを一つにして神に祈りをささげた。
セミナーは18日から20日の3日間。19日午前10時からは、万座温泉ホテル代表取締役会長の泉堅さんのコンサートも開催される。
ムーイ師は、生後間もなく親に捨てられ、孤児院で育った。無一物の中から身を起こし、現在は国内の政財界にも影響を及ぼす存在だ。マレーシアの総合大学「ライフ・カレッジ」理事長。同師が設立者であり現在代表を務める神学校「スクール・オブ・アクツ」は、マレーシアから瞬く間に東南アジア5カ国へと拡大し、本校、姉妹校あわせて毎年500人以上の卒業生を各国の伝道へ送り出している。自らもスクーリングの合間を縫って各国へ伝道に出かけ、数千人から数万人規模の集会を独自に展開している。過去の集会では、おびただしい数の参加者が改宗の決心をしたという。
祈祷会では、「『御手を伸ばしていやしを行なわせ、あなたの聖なるしもべイエスの御名によって、しるしと不思議なわざを行わせてください。』彼らがこう祈ると、その集まっていた場所が震い動き、一同は聖霊に満たされ、神のことばを大胆に語りだした。」(使徒4:30−31)を主題聖句に、7つの祈祷課題(c[1]集会が、主イエス・キリストの御わざである日本のリバイバルのきっかけとなるように。信仰により、神によるいやしと不思議と奇跡を体験する集会であるように、c[2]スタッフの一致、仲間割れすることなく同じこころ、同じ判断を保つように、c[3]主がすでに招いておられる方々にお知らせが届き、毎日満席となるように。将来500席、1000席、1万席以上の集会となるように、c[4]経済の祝福、c[5]サタンの攻撃から集会が守られるように、c[6]集会を通して、この世にあって主の御わざを実現する人々が次々と生まれるように。「囚人が解放されて盲人の目が開かれることを告げ知らせ、打ちひしがれている者に自由を得させ、主の恵みの年を告げ知らせるのである」―この御ことばを実現する人々が次々と増し加わり、奇跡に驚く体験セミナーとなるように、c[7]講師、通訳者、会長、実行委員長、委員会、スタッフ一人ひとり、参加者一人ひとりの祝福のために)を挙げて祈った。