【CJC=東京】英国国教会44教区の過半数が、「アングリカン・カベナント」を採択しない結果になった。アングリカン・カベナントは、神学的差異や文化的主張の違いにも関わらず聖公会共同体として結びつけるための指針。
44教区で順次採決が行われ、カベナント採択が15教区に止まり、反対が23教区と過半数に達したもの。
世界聖公会共同体レベルで見ると、現在38管区のうち7管区が「承認または賛成」している。7管区はアイルランド、メキシコ、ミャンマー、パプアニューギニア、東南アジア、南米、西インド諸島。