女優のリンジー・ローハンは今月1日、マット・ロウアーが司会を務める米国の人気番組「トゥデイ」の独占インタビューの中で、薬物と酒に溺れた日々から現在は「酒を断って清潔な生活をしている」と主張。「私は成長したわ。これからは正しい道を歩み続けたい」と語った。
ローハンは、薬物乱用やアルコール依存の問題で過去数年間にわたってたびたびメディアに取り上げられてきた。
彼女は2007年、交通事故を起こして飲酒運転の疑いで逮捕され、数カ月後にも飲酒運転や薬物所持など多数の容疑で再び逮捕された。彼女はいくつかの映画の仕事を失い、リハビリ施設に入所した。
ハリウッドの関係者たちは以前、ローハンが確実に更生したと証明されるまで、この世界に戻ってくることは難しいだろうとコメントしていた。
彼女は07年のうちに、コカイン所持と飲酒運転で有罪となり、10日間の社会奉仕活動と罰金、禁酒教育プログラムの受講を命じられ、3年間の保護観察期間も付いた。
しかし、ローハンは保護観察期間中にも、禁酒教育プログラムに出席せず、社会奉仕活動やリハビリを放棄、再び飲酒を繰り返すなどの問題を引き起こした。
番組の中で彼女に対し、ロウアーは初めに「あなたは酒を断って清潔な生活をしているか」と問い掛けた。
これに対してローハンは、「ええ。私は今、酒を断っているし、清潔な生活をしているわ」と答え、悪習を捨てて本来の自分に戻るのに「長い時間」がかかったと語った。
「私は・・・・・・私の人生の中には、私と同じ場所に素晴らしいたくさんの人たちがいるの。だから私は常に彼らの期待に応えることができるのよ。そしていつでも彼らと話すことができる。彼らは私を見出してくれた素晴らしい人たちなのよ」
もし今、クラブやパーティに誘われたら行くかと訪ねられた彼女は、行くかも知れないが、行かないことを選ぶと答えた。
「それはしたくないのよ。実際、私は数カ月前に友達と行ったけど、そんなに楽しめなかったの。それは誘惑に負けそうになったわけじゃなくて、以前に私がやってきたことと同じで、ただ楽しくなかったの。今は家で過ごすのがもっと好きよ」
ロウアーは尋ねた。「映画やテレビの監督やプロデューサーが『私たちにとってリンジーは大切な存在なんだ。彼女を頼りにしているんだ』と言ってあなたを業界に戻してくれるだろうか」
ローハンは、「時間がかかると思うわ。私にはまだ自分のことを証明していく過程が必要でしょうね」と答え、「テレビ番組や映画に出演する機会を得ることができているから、すべきことをして楽しみながら最善を尽くすわ」と締めくくった。