【ニューヨーク=ENI・CJC】誕生した国から離れ今では他国で生活している全世界の移民2億1400万人の半分をキリスト者が占めている。ワシントンに本拠を置く「ピュー・リサーチ・センター」の「宗教と公的生活フォーラム」が3月8日発表した調査結果によるもの。現在、世界の移民の49パーセント、1億600万人がキリスト者だという。次いでイスラム教徒が6000万人で約27パーセント。
ただ移民の各派全人口に対する割合で見ると、ユダヤ教徒が25パーセントで最高。キリスト者は5パーセント、イスラム教徒は4パーセントに止まっている。その他は3パーセント以下。
ヒンズー教徒は総人口の10から15パーセントを占めているものの、移民は全移民数の5パーセントに過ぎない。
この調査では、「国際的な移民」を母国以外の国で1年以上居住するものと、規定している。