同作品は一致団結や協力、献身といったテーマを取っており、これは主に2010年のブローウェル自身の結婚に触発されたものだ。収録曲には「Tonight」や「Love Can Find A Way」、デイブ&JJ ・ヘラーとの合作「Thornside」やジェフ・サマーズと共同制作した「Someone Else’s Arms」、ジル・パケット・デズワンの力を借りた「One For Another」と「One In A Million」などがある。
ブローウェルは、「ここ数年熱心に作り込んだ甲斐あって『Till The Sunrise』は喜ばしい結果をもたらしてくれているよ。このアルバムは新しい季節を反映しているんだ」と語り、「妻とともに過ごす今の人生は、これまでより完全なものだと感じるんだ。僕の音楽と経歴は新たなインスピレーションを見出して、実際に全てが新鮮に感じられる。これらの曲は僕たちが愛に生きるために背負うリスクがどれだけ良いものなのかを語っているんだ」と続けた。
アルバムに収録されているブローウェルのデビューシングル「Ocean」は、本当の関係を必要とする文化について語っている。彼は、「『Ocean』は深い関係を築くことを熱望しながらも非常な孤独の中にある人々について描いた作品なんだ。僕にとって大洋の広がりと神秘は常に魅力的なんだけど、それは非常に美しく、素晴らしくありながら、その実は恐ろしいものなのかも知れない。それは現実に僕たちを停泊させて、暗闇の中に希望と光をお与えになる神の愛なんだよ」と説明している。
マット・ブローウェルは10年以上にわたりクリスチャンミュージック界で尊敬されているシンガーソングライターの一人だ。彼は2010年、「Where’s Our Revolution」でコンテンポラリー/ゴスペルアルバム・オブ・ザ・イヤー部門でジュノー賞を獲得。さらに彼はそれぞれ2部門でGMAカナダ・コベナント賞とカナダ国民が選ぶヴァイブ賞を受賞した。ヒット曲に「Water」や「I Shall Believe」「Father I Adore You」「Sometimes」などがある。