突如スターの座に躍り出て全米のファンを魅了しているNBA(ナショナル・バスケットボール・アソシエーション)ニューヨーク・ニックスの選手ジェレミー・リンは、「僕は神をどうやって今以上信じられるかを考えているんだ。どうやってより神に身を委ねて、神に栄光を帰することができるんだろう」とサンノゼ・マーキュリー・ニュースに語った。
米カリフォルニア州パロアルト出身で23歳のリンは敬虔なクリスチャンであり、自らの生涯について神に感謝していることを公言している。彼はこれが戦いであり、「これからも戦い続ける」と語り、「今までよりももっとキャリアを積んで強くなりたいんだ」と明かした。
「力強い勝利、5連勝!このチームは非常にチームワークが良く素晴らしい心をもっている。彼らとともに戦えることを誇りに思うよ!神は素晴らしい!」ニックスがミネソタ・ティンバーウルブズを100対98で下した後、リンはこうツイートした。
リンはチームを5連勝に導いているが、対ロサンゼルス・レイカーズ戦でキャリアハイとなる38得点で大勝利したことについては言及しなかった。彼は今月6日から同12日までの4試合で平均27・3得点、8・3アシスト、2・0スティールを挙げ、最低20得点7アシストを挙げることができるNBA史上初の選手と公認された。
今のリンの姿からは、彼がつい昨年、ゴールデンステート・ウォリアーズとヒューストン・ロケッツから解雇され苦しんでいたことを想像するのは難しい。サンノゼ・マーキュリー・ニュースによると、その時の彼は自分自身の良さを見せようという「余計なプレッシャー」を背負っていたという。
厳しい時期を経験したリンは毎日祈りをささげ、神により密接に近づいた。そして彼は現在、自由を得たと言う。「僕は神に身を委ねたんだ。もう皆が思っているような戦いの中にはいないよ」