【CJC=東京】『朝鮮日報』(日本語版)によると、韓国教会協議会(NCCK)が、教団連合レベルでは初めて、牧師による自発的な所得税納付の推進に乗り出した。
キム・ジョンフン会長(メソジスト教会監督)は2月23日「透明な教会財政運営と牧師の納税により、教会内外の信頼を回復しなければならないという要望が、いつになく高い。関連セミナーや所属教団の決議を経て、制度的仕組みを整備する案を話し合っている」と語った。
韓国は、宗教関係者への所得税賦課を慣例的に免除しており、一部の牧師だけが勤労所得税を自発的に納付している。なおカトリック教会関係者は1994年から所得税を納めている。
協議会には、長老派、メソジスト、救世軍大韓本営、聖公会、ペンテコステ派、ルーテル教会、正教会など計9教団が加入している。教会数は2万126、信者数642万5987人という。