ジェイクス氏は米ハフィントンポストのコラムの中で、バプテスト教会で育てられたヒューストンさんの聖歌隊で賛美していた姿を振り返り、「神の子供であり、神の子供としての姿勢を生涯において大事にしていました。彼女は人生のいかなる時点においても、バプテストの信仰の根から逸れるようなことはありませんでした」と証しした。
ジェイクス氏は、ヒューストンさんの生涯は、信仰の初期の過程において、信仰が人々の人生にどのような益をもたらすのかを証しする人生であったと述べた。ヒューストンさんの生涯から「親の立場からは、信仰が小さな子供に備わることが長期的な子供に対する投資であり、大人になってからの人生に直面する数々の試練に立ち向かうことのできるものであることを知ることができました」と述べた。
ジェイクス氏はさらにヒューストンさんの遺族に対し、ヒューストンさんが娘のボビー・クリスティーナさんと母シシー・ヒューストンさんと強い関係を保っていたことを証しした。ヒューストンさんは「家族が生活の基盤であり、強さの源でもあり、慰めでもある」と話していたという。
ジェイクス氏はヒューストンさんを「深い祈りの女性でした。友人や同僚を集めて悔い改めの祈祷会を開いていたことでも知られていました」と証しした。さらに、「ヒューストンさんは彼女の素晴らしい才能によって多くの人々の心と精神に忘れることのできない影響を与えました」と述べ、ヒューストンさんの後を継ぐポップミュージシャンたちに、ヒューストンさんの生涯を一つの例として記憶にとどめ、「私たちの『夢』は、インスピレーションとして与えられる以上に、固い信仰と決意によって実現されていくものです」と励ましの言葉を与えた。
ジェイクス氏は、「ヒューストンさんの死から多くの事を学ぶことができます。ヒューストンさんの死は、私たちが一日一日を大切にしていかなければならず、どんなに素晴らしい才能が与えられていたとしても『明日が必ずあると約束されているわけではない』ことを思い起こさせるものになりました」と述べた。