米国の人気歌手ケイティ・ペリーはスーパーボウルの前夜、NFL(ナショナル・フットボール・リーグ)デンバー・ブロンコスの人気選手ティム・テボウに魅惑的な曲「Peacock」をささげた。
福音主義の牧師の娘であるペリーは米インディアナ州インディアナポリスで開かれた毎年恒例のセレブリティ・ビーチ・ボール・パーティで曲を歌う前に、「これはティム・テボウにささげるものよ」と語ったという。これはペリーにとって元夫でコメディアンのラッセル・ブランドと離婚してから初めの米国コンサートになったと『インディー・スター』誌が報じた。
ペリーが叫んだ時、テボウがその場にいたかは定かではないが、彼女は同日のNFLの名誉ある式典でテボウが最前列にいるのを見つけ、「テボウさん、こんにちは。私の両親が宜しくと言っていたわ」と話し掛けた。
ペリーの両親は信仰の厚いテボウがペリーに良い影響を与えてくれると信じ、2人のお見合いを計画していた。ペリー家に近い情報筋によると、ペリーの母親はテボウを「娘にとって完璧な男性」だと思っているという。
ヒット曲「I Kissed a Girl」で知られるペリーは、超保守的な両親によって育てられ、クリスチャンミュージック業界でデビューしてポップスターの座に上り詰めた。昨年12月にはブランドとの1年2カ月という短い結婚生活に幕を下ろした。
彼女は2010年、「米国デジタル・チャートにおけるベスト女性アーティスト」としてギネスブックに載った。また、昨年にはMTVのアーティスト・オブ・ザ・イヤーに指名され、今年初めには第38回ピープルズ・チョイス・アワードで「好きな女性アーティスト」を含む数々の賞を受賞した。