【CJC=東京】ニューヨーク市が公立学校での教会集会を禁止する条例が2月12日施行されたことに、キリスト教会には「単なる集会場所の問題ではない」として信教の自由そのものの侵害ではないか、という懸念が出ている。
ニューヨーク市スタテンアイランドにある南部バプテスト連盟クロスローズ教会のレイ・パラスキャンド牧師がその1人。同教会は4年以上も「第52公立学校」で集会を行っており、2月5日の最後の礼拝もそこで守ったが、感動的なものだった。わたしたちはそこから離れたくない、とバプテスト通信に語った。
ニューヨーク市から学校を賃借しているのは約60教会。クロスローズ教会は、閉館中の映画館を月6500ドル(約52万円)で賃借する計画だが、当然のこと、学校の賃借料よりは高額。