【CJC=東京】イタリア中部トスカーナ州沖で、乗客・乗員合わせて4200人余りが乗った大型豪華客船「コスタ・コンコルディア」が1月13日に座礁した事故は、これまでに17人が死亡、15人が依然として行方不明。事故から1カ月を迎えるのを前に、ローマのサンタ・マリア・デッリ・アンジェリ教会では2月12日、犠牲者を追悼するミサが行われた。遺族のほか、ジョルジョ・ナポリターノ大統領も出席、遺族一人一人の手を握り哀悼の意を示した。
ミサのあと同大統領は、地元メディアに「事故は悲劇であり、責任が誰にあるにせよ、哀悼の意を表したい」と語った。