【CJC=東京】米宣教専門「コンパス」通信によると、ソマリア南部ジャナーレのソフィア・オスマンさん(28)が昨年11月、キリスト教に改宗したとしてイスラム教過激派に拘束され、12月22日には「外来の宗教」を受け入れた罰として公衆の面前を引き回された後、鞭打ち40回を受けた。これは釈放を意味するもの、と同通信は報じている。
「オスマンさんは午後3時に40回鞭打たれた。過激派に拘束されている間に虐待さえたことについては語っていない」と目撃者の1人が語った。鞭打ちで出血し、「気絶したのが分かった。死んだと思ったが、すぐに意識を取り戻し、家族が連れ去った」という。
オスマンさんは自宅で治療を受けたものの、ボーっとした感じで話し出そうとしなかった、と伝えられる。その後、別の場所に移動したという。