【CJC=東京】イスラエル・テルアビブで、少数派キリスト者の指導者ガビ・カディーズ氏が1月6日、正教会のクリスマスを祝う行進の最中、「クリスマス爺さん」の服装をした男に背中を刺され、即死した。犯人は人ごみに紛れ逃走した。
カディーズ氏は、ヤッファ地区の正教協会会長。キリスト者はイスラエルでは人口の5%以下だが少数派の中では最大集団を形成している。現場はアラブ人の多いヤッファ地区ではあるが、警察は宗教間の抗争とは見ていない。
「クリスマス爺さん」はサンタクロースと同様のものだが、起源は別とされている。