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書評

「死といのち」の問題を考える 石居基夫著『キリスト教における死と葬儀―現代の日本的霊性との出逢い』

「死といのち」の問題を考える 石居基夫著『キリスト教における死と葬儀―現代の日本的霊性との出逢い』

本書は、「死といのち」の問題をめぐって、日本人にキリスト教の福音の意味を伝えると同時に、日本のクリスチャンがキリストの救いをしっかり受け取っていけるようにという著者の強い思いを、優しさにあふれる言葉で紡いだ1冊。

2017年01月06日8時03分

神学書を読む(7)『聖書信仰』前編:聖書無誤主義を福音主義はどう超克するか?

これだけは読んでみたい神学書(8)『聖書信仰』後編:聖書無誤主義を福音主義はどう超克するか?

前編では、13章までで提示された歴史的見地から見た聖書信仰の変遷について言及した。後編では、藤本氏が本書を書く動機ともなったであろう、モダン主義を越えた聖書信仰の在り方について、評していきたい。

2017年01月05日12時17分

神学書を読む(7)『聖書信仰』前編:聖書無誤主義を福音主義はどう超克するか?

これだけは読んでみたい神学書(7)『聖書信仰』前編:聖書無誤主義を福音主義はどう超克するか?

もしもあなたが「聖書の書いてあることは本当にあったことなんだろうか?」とか、「こんな出来事が本当にあったとしたら、これをどう説明したらいいのだろう?」と一度でも思ったことがあるなら、ぜひ本書を手にすることをお勧めする。

2017年01月05日12時16分

これだけは読んでみたい神学書(6)『クー・クラックス・クラン 白人至上主義結社KKKの正体』

これだけは読んでみたい神学書(6)『クー・クラックス・クラン 白人至上主義結社KKKの正体』

KKK(クー・クラックス・クラン)といえば、白い目出し帽子の三角頭巾にワンピース状の白いローブをまとい、炎の十字架を掲げて黒人たちをリンチして回る恐ろしい集団、というイメージがあるのではないだろうか。

2016年12月07日22時10分

愛と人間尊重の経営哲学書 山田晶一著『一度死んだと思えば、何でもできる!』

愛と人間尊重の経営哲学書 山田晶一著『一度死んだと思えば、何でもできる!』

累積赤字を5年で解消させ、その後50年にわたって黒字経営を続けてきた大阪の老舗企業・株式会社山田硝子店相談役の山田晶一氏。同書は、著者である山田氏が再建に至るまでの道筋と、自らの経営について語る、愛と人間尊重の経営哲学書だ。

2016年12月05日17時23分

『釜ヶ崎と福音』の本田哲郎神父と宮台真司氏のスリリングな対話 『福音の実り』(1)

『釜ヶ崎と福音』の本田哲郎神父と宮台真司氏のスリリングな対話 『福音の実り』(2)

この対談で最も興味深いのは、宮台氏が本田神父について問い掛けるくだりだ。それは本田神父を尊敬する方(私もその1人なのだが)も批判する人も共通して持っている問いなのかもしれない。

2016年11月18日23時27分

『釜ヶ崎と福音』の本田哲郎神父と宮台真司氏のスリリングな対話 『福音の実り』(1)

『釜ヶ崎と福音』の本田哲郎神父と宮台真司氏のスリリングな対話 『福音の実り』(1)

本田哲郎神父が、経済学者の浜矩子氏、社会学者の宮台真司氏、フェミニスト神学者の山口里子氏などと語り合う対談が、よくぞオリエンス宗教研究所から出版されたなあと、まず驚かされた。本田神父の著作を何冊か読み、講演を伺ったことがあるが、最も印象に残っていることが2つある。

2016年11月18日23時26分

これだけは読んでおきたい神学書(5)『アメリカ 異形の制度空間』 気鋭の哲学者が読み解くアメリカの誕生と歴史

これだけは読んでみたい神学書(5)『アメリカ 異形の制度空間』 気鋭の哲学者が読み解くアメリカの誕生と歴史

米国発の諸神学(黒人神学、フェミニズム神学など)がどうして生み出されたのかをはっきりと示してくれるという意味で、本書は広い意味での神学書と位置付けることができる。著者の西谷修氏は、専門が哲学であるため、内容はかなり抽象的な分野にまで言及している。

2016年11月11日12時46分

イラク出身の女性キリスト教徒が著した2千年にわたる貴重な通史 『イラクのキリスト教』

イラク出身の女性キリスト教徒が著した2千年にわたる貴重な通史 『イラクのキリスト教』

本紙でも度々報じてきたイラクのキリスト教。本書は、ともすれば断片的になりがちなその状況の背景にある、2千年にわたって綿々と続く深い歴史を縦横無尽に掘り下げ、1冊の本に包括的かつコンパクトにまとめて概観した、貴重な通史である。

2016年10月31日17時44分

これだけは読んでみたい神学書(4)『入門講義 キリスト教と政治』その1

これだけは読んでみたい神学書(4)『入門講義 キリスト教と政治』②

キリスト教と政治という、一見すると水と油のようなものが、実はコインの裏表であったことに気付かせてくれるのが本書である。その後編として、宗教改革以降のキリスト教と政治の在り方を本書に沿って紹介してみたい。

2016年10月27日16時53分

これだけは読んでみたい神学書(4)『入門講義 キリスト教と政治』その1

これだけは読んでみたい神学書(4)『入門講義 キリスト教と政治』①

キリスト教史とは西洋史のことであり、世界史の主要な構成要素として、この観点を見失っては歴史理解など望むべくもない。その前提に立つなら、本書は世界の政治形態がいかにキリスト教によって成り立っているかを詳(つまび)らかにする一読本だと言えるだろう。

2016年10月27日16時52分

これだけは読んでみたい神学書(3)戦国時代とキリシタン史から現代の宣教のヒントが見えてくる!?②『概説キリシタン史』

これだけは読んでみたい神学書(3)戦国時代とキリシタン史から現代の宣教のヒントが見えてくる!?②『概説キリシタン史』

400年前の宣教師たちが欧州からはるか遠く離れた異教の地、日本で宣教のために苦闘し試行錯誤した歴史を詳しく知ると、実は現代日本の教会や宣教の課題、そして日本のキリスト教の最大の課題である「文化受容」を考えるヒントがたくさん詰まっていて実はとっても面白い。

2016年10月06日11時29分

これだけは読んでみたい神学書(3)戦国時代とキリシタン史から現代の宣教のヒントが見えてくる!?①『戦国と宗教』

これだけは読んでみたい神学書(3)戦国時代とキリシタン史から現代の宣教のヒントが見えてくる!?①『戦国と宗教』

本の戦国時代、宗教がどんな影響を人々に与えたかを考察する良書である。そして、私たちが日本史の教科書などで学んでいた「常識」が、実はそうではない可能性を示唆するという意味では、とても革命的な1冊である。

2016年10月06日11時28分

『ボクシングと大東亜』 スポーツと外交、敗戦日本とフィリピンを結んだクリスチャンボクサー

『ボクシングと大東亜』 スポーツと外交、敗戦日本とフィリピンを結んだクリスチャンボクサー

本書は、ボクシングが戦後の日本と米国、アジアとの和解と交流の懸け橋になったことを、膨大な資料を元に描き出す。さらに、その中で大きな役割を果たした1人がクリスチャンの金子繁治というボクサーだったという物語を教えてくれる。

2016年10月04日0時39分

『教皇フランシスコ キリストとともに燃えて』(2)活動家、文学者、現場の人、そして「周縁へ」 

『教皇フランシスコ キリストとともに燃えて』(2)活動家、文学者、現場の人、そして「周縁へ」 

実践的な活動家以外の側面もまた興味深い。ベルゴリオは、高校では文学や芸術の教師として、教室でガルシア・ロルカの詩集を読み、イングマール・ベルイマンの『第七の封印』を学校で上映したこともあった。

2016年09月29日18時08分

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